英国ボソボソ暮らし

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ビレッジ テニスクラブ

tennis-1.jpg village tennis club

4面のアスファルト コートと掘っ立て小屋のようなクラブハウスがあるだけの小さなテニスクラブです。月曜の夜と、水曜の夜と、土曜の午後は「クラブ デー」となっていて、メンバーが自由に集まり適当に組み合わせてダブルスを楽しみます。年会費が2万円弱、他には何もかかりません。ボール代も含まれています。非常に手軽にテニスが楽しめます。

イギリスはいまだに階級社会の雰囲気を残しています。その意味でスポーツも「クラス スポーツ」、つまり属する階級によって遊ぶスポーツが異なるという雰囲気が、ごくわずかですが残っています。伝統的に労働者階級のひとはテニスをやりませんでした。いまはほとんど差がありませんが、ラグビーとフットボールもクラス スポーツです。ラグビーは、公立の学校で授業として行うことは比較的低調ですが、私立の学校ではラグビーをやらないまたは低調なところはほとんどないのではないでしょうか。フットボールはいまや国民的スポーツですが、ことマナーの点に言及するとそれを揶揄するひとたちは存在します。

同じ敷地内のグラウンドで行われるフットボールの試合中に、いわゆる4文字言葉(f***)が聞こえてくると、「あいつらのマナーはなっていない」と批判したりします。テニスクラブでは、試合中にミスって “shit”(くそっ)と言いそうになるのですが、女性メンバーなどは「シ、シ...」とまで口から出掛かって、あわてて「シュガー」と言葉を換えてしまうことがあります。人間誰しも感情は同じなのですがその発露が違うというわけです。

毎年、クラブ内で公式の試合を行います。男子と女子のシングルス、ダブルス、ミックス ダブルスなどを行って優勝者を決めます。夏の期間にセミファイナルまで消化し、9月の末にファイナルだけをまとめて行います。この「ファイナル デー」に各部門の優勝者がすべて決まります。
tennis-2.jpg
tennis-3.jpg
tennis-4.jpg


10月の末に、クラブのディナーパーティーがあります(今年は昨日の土曜でした)。けっこう人が集まります。ここが、うちのクラブの不思議なところです。

4面の小さなテニスクラブに300名以上の会員がいます。半数以上はジュニアとアソシエート メンバーですから、大人のフルメンバーは120名くらいです。通常、クラブデーでプレーする人たち、つまりアクティブにクラブに出てきてプレーするメンバーはそのうちの40人くらいでしょうか。それが、ディナー パーティーとなると150名くらいが出席します。この国では(欧米の国はおしなべてそうでしょうけど)パーティーなどは夫婦かパートナー同伴で出席します。それを考慮してもあまりある人数の出席です。事実、ほとんど顔を合わせたことのない人たちやこのパーティーでしか見かけない人たちが少なからずいます。

テニス クラブはソーシャル クラブでもあるのです。社交の場としてのクラブです。歳をとってきてプレー自体はしないのですが、クラブのメンバーにとどまっている人たちです(会費が安いという理由もありますが)。これは地域や個々のクラブによって状況がかなり変わるとおもいますが、うちのクラブはそういう雰囲気があります。数年前には、ブラックタイ着用で(つまり黒のディナージャケットを着て)パーティーをやっていました。これが、掘っ立て小屋しかないわがテニスクラブの実態です。

昨日は、近くのゴルフクラブの場所を借りてのディナーパーティーでした。女性陣はふだんのテニスコート上のひととは想像もできないくらいドレスアップしてきます。一見しただけでは誰だか分からなかった女性がおりました(笑)。
Tennis_party_5.jpg Tennis_party_6.jpg


優勝者の授賞式
も行います。

Tennis_party_7.jpg
(女子ダブルス優勝者)

Tennis_party_8.jpg
(ミックスダブルス優勝者)

Tennis_party_9.jpg
(男子ダブルス優勝者)

Tennis_party_10.jpg
(ちなみに昨年の男子ダブルス優勝者はこのペアでした)

そろそろわたしもディナー会員だけになるかもしれません。




テーマ:イギリス生活 - ジャンル:海外情報

  1. 2009/10/19(月) 02:50:09|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<名前について | ホーム | ガーデン ランチ>>

コメント

あらあら、今年はこのお二人に優勝を譲られたのですね(笑) でも、昨年しっかりとボードに名前が刻まれたのですから、いいではないですか。好きな時にのんびりプレーしてパーティには必ず参加という準ディナー会員・・というのが楽しそう♪
えっ?まだまだ若いから来年はまた狙う?
失礼しました。
上から見るとこんな風なんですね~。
静かで緑豊かでいいところですよね。星もよく見えますか?昨年は空を見上げなかった・・というより、雨や曇りでしたものね。
今朝のワイドショウでオリオン座近くで流星が1時間に50個近くも流れると聞きました。流星好きの私は早速今夜コートを出して見に行こうと思います。
と言ってもこちらは夜が明るすぎて見にくいのですよ。いつもどこで見ようかと彷徨ってしまうんですよね。数ヶ月続くようなので
しばらくは星の王子様の世界に入れます(笑)
  1. 2009/10/19(月) 12:29:21 |
  2. URL |
  3. アイスバーグ #-
  4. [ 編集 ]

アイスバーグさん

>今年はこのお二人に優勝を譲られたのですね
実は今年はエントリしなかったんです。膝が悪くなり目が悪くなり...、むりがきかなくなってきて(歳です)。
昨年は常勝パートナーと組んだので何とか優勝できましたが、これが最初で最後でしょう(笑)。

あ、流星が見えるんですね。夜空のきれいなときに見てみますね。
  1. 2009/10/20(火) 19:07:03 |
  2. URL |
  3. ヘッジホッグです #hb5ArteM
  4. [ 編集 ]

なんだか

先進国イギリスでも階級社会の雰囲気が残ってるんですね。
メキシコでは思いっきり色濃く残ってるし、
このまま消えないと思います。
日本ではあまり気づかなかったことです。
隠れてるだけかなぁ。
文化って歴史の中で何らかの形で引き継がれてますよね。

ディナー会員、いいじゃないですかぁ~。
雰囲気が上品で気分もリッチ♪って感じがします。
ヘッジホッグさんは、テニスもするし
日本的な茶道もするし、多趣味なんですね。
  1. 2009/10/20(火) 22:48:21 |
  2. URL |
  3. メアリー #22UKzUiM
  4. [ 編集 ]

メアリーさん

>先進国イギリスでも階級社会の雰囲気が残ってるんですね。
イギリスだからこそ残っているんです、きっと。裕福な人たちは伝統的に裕福ですね。財閥解体のようなことはなかったから(相続税は高いけれど)。

>文化って歴史の中で何らかの形で引き継がれてますよね。
ほんと、そうですよね。なかなか消えませんね。

>ディナー会員、いいじゃないですかぁ~。
でも一年に一度のディナーじゃあ...
運動しないとますますお腹が出てきそうです(笑)。
  1. 2009/10/21(水) 01:00:30 |
  2. URL |
  3. ヘッジホッグです #hb5ArteM
  4. [ 編集 ]

クラススポーツ

クラススポーツという言葉を初めて知りました。
階級によって好むスポーツが異なるというのは、大変興味深いです。歳をとってもラグビーを楽しんでいる人たちの職業は弁護士や医師が多いという話を聞いたことがあります。おもしろさを感じるポイントが人それぞれなのでしょうね。

ヘッジホッグさんのブログのどこかにブラックタイ着用の写真があって、どちらに行かれたのかしら?と思っていました。テニスクラブのパーティだったのでしょうか。
日本人は社交べたですが、プレーする会員さんよりもパーティ会員さんのほうが多いのは、本当に英国人は社交好きなのですね。
  1. 2009/10/21(水) 17:47:10 |
  2. URL |
  3. チロチャン #-
  4. [ 編集 ]

チロチャン

どのくらいウェブに資料があるのかちょっと調べてみました。たくさんあります。
History of Sport (http://www.brianmac.co.uk/history.htm) のページを表示して「class」を検索すると、その伝統がざっと分かります。
日本語のグーグルで「英国 社会階級 スポーツ」と検索してもたくさん見つかります。

歴史的には公共のスポーツ施設の発展と関係があるかもしれません。貴族の場合は、自分のうちにテニスコートがあったでしょうから問題ありません(笑)。この意味では、現代で、どのスポーツを好むかは個人の好みの問題ともいえますが、階級社会の要素を考えたときは視点が少し変わってきます。
  1. 2009/10/21(水) 20:11:09 |
  2. URL |
  3. ヘッジホッグです #hb5ArteM
  4. [ 編集 ]

テニスお得意なんですね(だった?)。

やっぱりイギリスはスポーツにクラスを感じますね。
ラグビーは紳士の野蛮なスポーツ。
フットボールは、その逆という人もいますが、
それはあんまりですよね。

こういうスポーツ関連のパーティには全く縁がない
です。素敵ですね、こういうパーティ。
せいぜい歩くことにします。
  1. 2009/10/24(土) 04:40:35 |
  2. URL |
  3. maribaba #kSiDTJS6
  4. [ 編集 ]

maribabaさん
へたのなんとかで、万年びりけつでプレーしていますが、それでも楽しいものです。
「ラグビーは紳士が行う野蛮なスポーツ...」たしかにそう言われていますね(笑)。
イギリスはウォーキングも盛んでいいですね。探すと犬OKのB&Bもあるので、とても楽しい行楽になります。
  1. 2009/10/25(日) 05:40:23 |
  2. URL |
  3. ヘッジホッグです #hb5ArteM
  4. [ 編集 ]

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